生きてるだけで金メダル  全日本社会人落語協会副会長 樋口 強

 「がんを学ぶ青葉の会」5周年、おめでとうございます。青葉の会の皆さんと毎年私の「いのちの落語講演会」を企画して、みんなで「笑いは最高の抗がん剤」を体感してお互いに希望と勇気を確かめ合ってきました。
 がんに出会って、一番に頭をよぎるのは「それでも生きたい」という思いです。みんながそう思います。でもこのときに大事なことは「生きて何がしたいのか」を自分に問うことです。それも具体的に。答えはきっと身近なところにあるはずです。わたしが長年かけて見つけた答えは――道を歩きたい、電車に乗りたい、喫茶店でお茶を飲みたい、そして家族と自宅でご飯が食べたい――ということでした。この「普通のことが普通にできる」のがどれだけうれしいことか。どれだけ輝いて見えることか。それを教えてくれるのががんとの出会いです。
 全国のがん患者会は、その運営面で必ずしもうまくいっていないところが多いですが、少ない成功例の一つが「がんを学ぶ青葉の会」です。その理由は、代表の強い情熱と世話人の皆さんの行動力と会員がやりたいことができる環境づくりだと思います。たくさんの人が青葉の会を頼りにしています。長く続けてください。私もいつまでも応援しています。お会いできる日を楽しみにしています。
『ねえさん。ちょいと、ねえさん。イキだねぇ!』『あたしゃ、カエリだよ!』
笑いは最高の抗がん剤、そして生きてるだけで金メダルです。       

(千葉県船橋市在住)

がんを愛してあげてください  (有)超越意識研究所 寺山心一翁

 あおば通信が発行されて5周年を迎えられたことを、心からお祝いいたします。
 皆さんの地道な活動はいわば医学の最先端であり、現在おこなわれているガンの治療方法を根本的に見直すことを世の中に訴えていると思っています。
 私は1984年右腎腫瘍との診断結果、通常の3大療法による治療を受け、結果として悪化しました。死が数ヶ月先に迫る状態になり、自宅で死を迎えるために退院しました。やがて自らの生活習慣を根本的に見直し、時間はかかりましたがガンは消滅していきました。治ってから既に20年以上が経過し、私のおこなってきたような癒しの方法は当初は周囲に受け入れられない少数派でしたが、今では多くの人の賛同を得て、胸を張って歩くことができるようになってきています。私のガンが治っていく過程を書いた『がんが消えた・ある自然治癒の記録』も本となり出版されました。
 どうか皆さん、ガンになったら、ガンを愛してあげてください。ガンはあなたが作った体の一部なのです。あおば通信の皆さんの活動を応援します。  (東京在住) 

 あおば通信が発行されて5周年を迎えられたことを、心からお祝いいたします。
 皆さんの地道な活動はいわば医学の最先端であり、現在おこなわれているガンの治療方法を根本的に見直すことを世の中に訴えていると思っています。
 私は1984年右腎腫瘍との診断結果、通常の3大療法による治療を受け、結果として悪化しました。死が数ヶ月先に迫る状態になり、自宅で死を迎えるために退院しました。やがて自らの生活習慣を根本的に見直し、時間はかかりましたがガンは消滅していきました。治ってから既に20年以上が経過し、私のおこなってきたような癒しの方法は当初は周囲に受け入れられない少数派でしたが、今では多くの人の賛同を得て、胸を張って歩くことができるようになってきています。私のガンが治っていく過程を書いた『がんが消えた・ある自然治癒の記録』も本となり出版されました。
 どうか皆さん、ガンになったら、ガンを愛してあげてください。ガンはあなたが作った体の一部なのです。あおば通信の皆さんの活動を応援します。  (東京在住)